精力剤の中でも、はっきり効果が得られるものが「勃起薬」です。
医療成分が配合されており反応が無くなったペニスでもしっかり勃起することが可能になります。
そんな勃起薬ですが使っている人には使わなければいけない理由があります。そこで勃起薬はどのような人が使っているかを解説していきます。
勃起の反応は年々衰える
歳を取りますと、年々セックスが不自由な身体になっていくものです。男性の場合ですと、ペニスの反応が衰えていき最後まで終わる前に萎えてしまう。
・・・いわゆる中折れという状態に悩まされます。
中折れが悪化していくと最終的にペニスが一切勃起しない状態になってしまいます。
こういった症状をED(勃起不全)といい、勃起薬はこの症状でもセックスが最後までできるように開発された薬です。
勃起薬で有名なものには、バイアグラなどがありセックスに興味津々な若者は「これがあればペニスはもっと強く勃起する」という勘違いをしがちです。
勃起薬はあくまで勃起できない人ができるようになる薬というだけであり勃起の力を強める薬ではありません。
自然に勃起できる年齢であれば勃起薬よりも強壮剤成分のある精力剤を使ったほうが、強く勃起できるでしょう。
勃起できなくなる仕組み
「なぜセックスできなくなってしまったのか」
「それは老化のせいだ」
勃起できなくなった時、これだけの説明で納得できる男性はいないかと思います。EDになるメカニズムは解明されていますので、ご説明しましょう。
EDというものですが、毛細血管の病気に分類されます。
ペニスの毛細血管が老廃物や動脈硬化などで詰まることにより勃起できるだけの血液がペニスに回らなくなる病気です。
意外かもしれませんが、EDのメカニズムは脳卒中や心筋梗塞と同じなのです。血管に負担を与えるような不規則な生活や偏った食生活によってEDは進行していきます。つまり、EDは老化だけが原因の病気ではないのです。
EDになってしまった時は現状に絶望するのではなく、ペニスへの影響だけで済んで幸運だったと前向きになりましょう。
EDの仕組みは脳卒中や心筋梗塞と同じということもあり早期発見によって、これらの病気で命を落とさずに済む場合も多いのです。
またストレス性のEDというのも、最近問題になっています。過去にセックス中に問題を起こした場合、それがトラウマとなり勃起できなくなっているという状態です。
こちらも血液と血管が原因であり自律神経の働きでペニスに血液が流れない状態です。ストレス性EDも血管の問題で起こる病気ですから勃起薬を使うことで一時的な解決が可能です。
勃起薬が与える効果
勃起薬を飲めば、勃起できない人でも勃起できるようになります。EDの人のペニスの血管は詰まっているはずなのにそれはどういう事なのでしょう。
勃起薬によってペニスが再び反応する理由ですが毛細血管を広げて血流を広げる効果によるものです。
この毛細血管を広げる効果は薬剤による強制力が強く性的な興味が残っている男性であれば再び勃起することが可能となるのです。
勃起薬の種類について
日本国内で購入できる勃起薬は3種類あります。それぞれを「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」といいます。それぞれ効果時間や副作用などに違いはありますがペニスへ血流を与えて勃起させる効果は同じとなっています。
バイアグラ
勃起薬の中で一番歴史が古く知名度が高いのがバイアグラです。特徴として、3つの勃起薬の中で一番持続時間が短い点があります。
つまり身体への負担が最も軽く、EDと診断された人がまず最初に医者から勧められる薬でもあります。
レビトラ
バイアグラが開発されて間もなく販売された勃起薬の2番手です。後発の薬ということもあり、バイアグラよりも勃起の時間や硬度が強いのが特徴です。
持続時間の関係で、身体への負担はバイアグラより大きいですが自覚する副作用については、バイアグラより軽いとされています。
シアリス
レビトラ開発後に大きく時間を空けて販売されたのがシアリスです。ED研究がだいぶ進んで開発された薬であり、最先端の薬効があります。
特徴なのが持続時間の長さであり一度飲めば36時間程度、勃起可能となり女性と約束した日のスケジュール管理などがしやすくなります。
勃起薬は他には無いのか?
日本で販売許可の下りている勃起薬はバイアグラ・レビトラ・シアリスの3つです。たった3つは少なすぎると考える人はいるかと思います。
実は日本政府が許可をしていないだけで世界にある勃起薬の数はこれだけではありません。・・・ありませんが、その他の勃起薬は色々と問題あるものが多いです。日本で売られないのには、それだけの理由があるということですね。
ネットの海を探していますとそういった見慣れない勃起薬を見つけてしまうかもしれませんが後遺症になるレベルの副作用があるものもありますので妙な好奇心は起こすべきではありません。