最近股間の元気がない、勃起の反応が悪い、などの悩みを抱えてきたら精力剤を使うべきかどうか迷うところです。
しかしよく精力剤という単語は目にするものの、どんな効果のものが精力剤なのかと聞かれると多くの人は、返事に困るのではと思います。
今回は精力剤と呼ばれてるものの定義となる効果について説明させていただきます。
精力剤を使う目的
みなさんが考える精力剤を大雑把にまとめると
「精力剤は股間の悩みを解決する薬」
だと思います。
確かにそのとおりなのですが、股間の悩みと一口では言っても、それぞれ悩みの理由は違いますよね?
もしすべての男の股間の問題を解決する薬・・・なんてものが存在してたら、市場にこんなに多くの精力剤というものは出回ってないでしょう。
精力剤を使う前に、自分の股間への悩みと精力剤の効果がマッチしているか確認すべきです。
そして精力剤と謳われている製品の中には精力剤の定義といえる効果を持たないものも隠れています。使って意味のない精力剤を掴まされ無いように、購入者側も気をつけないといけません。
精力剤の主な効果
体力を回復させる(勃起反応が良くなる)
肉体全体の疲労を取り体力回復を促します。精力剤と呼ばれる製品の多くが、この効果を目的に配合されていまして『強壮剤』という名称も使われています。
強壮剤タイプの精力剤を飲んで起こる下半身への反応として
- 勃起時の硬度アップ
- 勃起時のペニス角度が高くなる
- ペニスのサイズ増大
- セックス可能時間の延長
- 射精後すぐに再勃起しやすくなる
- 精液の量が増える
などの効果が期待できるのです。
主に日常の疲労や体力低下を補うことができるので30歳以降の男性が強壮剤タイプの精力剤を使用することでいつまでも若く力強いセックスが可能となるでしょう。
また副産物的な効果として、健康維持・体力向上などがあり日々の暮らしを快適に過ごすという目的で飲んでいる人もいます。
ただこのタイプの精力剤ですが薬というより健康食品的な役割が強いです。即効性はあまり期待できないので数ヶ月ほど飲み続けてないと効果が実感できにくいという難点もあります。
ホルモン剤効果
男性ホルモンがなんらかの異常をきたしている場合精力にも大きな影響を与えます。
そこでこのタイプの精力剤は、男性ホルモンの補給・分泌環境を整えるのを目的に成分配合されています。『強精剤』とも呼ばれていて医療機関で主に使われ、ホルモン異常で重度に性的能力が衰えてしまった患者が使用します。
強壮剤タイプの精力剤を飲んで起こる下半身への反応として
- 勃起不全(ED)からの復活
- 性的興味の再燃
- 精子生産能力の回復
- 男性の更年期障害による性機能低下(LOH)の予防
- ホルモンによる筋力アップで体力向上
などがあり、中には強壮剤タイプと同じような効果もあるのですがホルモン変化による肉体の変化ですので効果の強さや使用感はまったくの別物となっています。
主にED治療薬に使われているものがこれであって一般的な精力剤のような使用目的では使われる薬ではありません。
ただ年々EDの患者数は増加傾向にあり、若年齢化も問題視されています。セックスに不自由を感じたとき、一般販売の精力剤よりもこちらの方が必要な場合があり注意が必要です。
強制的な勃起効果
勃起が自由にできない状態に・・・しかし男にはどうしても今セックスしないといけないという事情があるときもあるものです。
そんな男性のプライドを守れるのがこの精力剤で性的興奮に対して反応の薄いペニスを強制的のように勃起状態にすることが可能です。
『勃起薬』の別名があり「バイアグラ」などが一時期有名になりました。
勃起薬タイプの精力剤を飲んで起こる下半身への反応として
- 効果時間内なら中折れなどの心配がない
- 精神的な事情の勃起不能にも効果がある
- 高齢者でもしっかりセックスができる
といったもので、勃起させる効果に特化されたものとなっています。逆を言えば勃起させるだけの精力剤なので体力を回復させたりED体質そのものを治すといった肉体不調への快方効果はありません。
つまり勃起薬は、あくまでセックスをするための薬というわけです。ただ効果の程は非常に高く効果時間内はほぼ勃起しぱなっしという状態が続きます。
どの精力剤を使えばいいのか?
この3タイプが世間一般的な精力剤といわれるものの効能となります。自分がどの精力剤を使えばいいのかですがそれは今の自分のコンプレックスを解消できるものを選ぶと良いでしょう。
ただ最近は、一般的な精力剤と呼ばれている『強壮剤』の効果で過大に宣伝されすぎてるものが目立つ印象です。
「ホルモン分泌を促す栄養素」や「勃起時間を伸ばせる成分」といったものが使われているという効果のピックアップが代表的ですね。
確かに長期的な摂取でそういった効果は確認されてはいますが即効性や効きの強さにおいては『強精剤』や『勃起薬』には敵いません。
それらを踏まえた上で、自分に合った精力剤を探し出してくださいね。
